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校長あいさつ

女子教育の中に生きる仏教の心

令和4年、創立100周年を迎える本校は、1400有余年にわたり、連綿と受け継がれてきた聖徳太子さまの「和のご精神」を堅持し、さらに聖徳太子さまが敬慕された勝鬘夫人(インドの女性で、深く仏教を信仰し学ばれた方)のような穏やかで、慈しみの深い人間性を備えた凛とした信念ある女性の育成を悲願としております。また、グローバルな社会的視野を持ち、社会をリードする女性になっていただきたいと、私どもは切に願っております。
そのためには将来、社会に力強く羽ばたく学力の養成と、一人一人の個性 を充分伸長でき、人間的に大きく飛躍できる教育及び心の教育に邁進しております。中等教育にあたる中学校・高等学校の6年間は、それぞれの生徒が自分の将来を考える大切な期間です。心身の著しい成長期に自分の特性を見極め、持っている能力を十分磨くことで学力のみならず、人間的にも大きく飛躍する時期でもあります。この重要な時期に、仏教精神に基づき、互いに助け合い、周りの全ての人に、感謝や思いやりの気持ちを持つことの大切さを教えています。
さらには性別の固定観念にとらわれず、様々なことに取り組むことによって得た自信が、自分を見失わず信念を持って社会に貢献できる女性に必要なしなやかな強さを身につけさせると考えます。そして、その根底にあるのが仏教教育と考えております。おかげさまで本校は数多くの有為な人材を世に輩出し、今や全国屈指の女子の進学校と高く評価を受けるようになりました。
これからも本校は、知識だけでなく心の教育を大切とすべく、聖徳太子さまの和のご精神を礎に、四天王寺の大伽藍の中、静かな教育環境のもと、女性が持つ特性を生かし、心身ともに調和のとれた豊かな人間形成をめざします。これが私ども四天王寺高等学校・四天王寺中学校です。

教育方針

将来希望する世界で活躍できる学力を養成しています。

学ぶということは学校生活だけで終わる課題ではありません。社会で活躍する人とは、常に自分を高めるための努力を続けられる人に他なりません。しかし、その土台には新しい知識を理解し、吸収し、実践できる根源的な学力の養成が不可欠です。本校では長い歴史の中で女子に適した教育方法や生徒指導法などを進化、発展させながら作り上げてきました。徹底した教科指導、日々の反復学習による知識の習得、活用を学年に応じて行っています。さらに、女子校としての特長を最大限に生かした舞台発表やクラス対抗の学校行事などを通じて現代社会に必要なプレゼンテーションカや企画カ、協調性を養いながら知識を柔軟に活用できる力を養成します。

円満で深い人間性を備えた女性を育みます。

大きく物事が変化する時には冷静で柔軟な思考力、そして、失敗に挫けない精神力が求められます。加えて他者を思いやれる優しさと包容力を兼ね備えた人間であって、はじめて多くの人に信頼され、新しい時代を切り開いていくリーダーになれると考えます。本校では毎朝の朝拝や仏教の授業、授戒会などの宗教行事を通して、社会から日々受けている多くの恩恵に感謝する心を忘れず、自分の為ではなく、他人の為に尽くすという 「忘己利他」の精神を学びます。そして、社会において一人の自立した人間として、女性として誇りと責任を持って生きる豊かな人間性を育みます。

個性を充分伸長できる教育を行っています。

いくら豊富な知識と高い能力を備えていたとしてもそれが発揮されず、個々の中に留まっているだけではその価値を社会に還元することはできません。本校は聖徳太子様が説かれた「和のご精神 」を礎に、人々の幸福や繁栄に寄与できる人間教 育の学び舎であることが、開校以来目指してきたところであります。知識の習得と実践、学内外の様々な体験を通じて、高い志を持つ者同士が切磋琢磨しながら互いにその違いを認め、尊敬し合い、共に伸びていく嬉しさを知ることで、強い信念に貫かれた、個性を輝かす人間に成長できると考えます。