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大橋 茉利奈

大橋 茉利奈

(経 歴)

2014年3月卒業
京都大学工学部建築学科 2018年度卒業
京都大学大学院工学研究科建築学専攻 2020年度卒業
株式会社竹中工務店 設計部

現在の仕事内容は?

大橋 茉利奈

 建築の設計デザインをしています。今はある建築物の外観デザインを日々試行錯誤しながら考えています。
 建築は、すべて意味を持つかたちではないといけない一方で、同時に美しいものでなければなりません。良い建築を設計にするために、人の生活と、社会と、自然と、文化と、芸術と…いろんな側面について考えられるようになりたいと思っています。
 これから自分のデザインした建築がどんなふうに使ってもらえるかを想像しながら、良い設計ができるように日々がんばっています。

四天王寺高等学校・四天王寺中学校に入学した理由は?

 家の近くの進学校であるため受験をしました。
女子校に入ったらのびのびできそうだなと感じ、四天王寺中学を選びました。

大学選びから就職までの経緯

 中3頃から映画鑑賞、美術館巡り、文学作品を読み漁る、ファッションコレクションを見る、など文化的なことに興味を持ち始めるようになりました。
同時に数学を面白いと思い始め、数学と芸術的なものが関連するような分野について学びたいと思うようになりました。そのような背景で、理系の中でも文化的な側面を持つ建築学科志しました。
 高2で京都大学建築学科のオープンキャンパスに行ったところ、建築家でもある教授の体験講義で、「建築に向いているのは数学も物理も文学も美術も音楽にも興味がある人です。」とおっしゃった言葉を聞いて、自分の学びたい大学と学科はここだと感じ受験を志しました。
 大学入学以降は、製図室に入り浸り、模型を作成する日々でした。課題では住宅や美術館など多岐にわたる課題が与えられ、自分の考えたことをかたちにすることのおもしろみを知りました。
 その中でもインドネシアを敷地とした卒業設計では現地で色んな人と出会い、話を聞いて、その場所に住む人のためにどんな建築を構想するかをひたすら考えました。建築を構想することは現地の人々の生活を本質的な意味で守りながら、創造することであり、とてもやりがいがある行為である一方で、責任が重くのしかかるものであるということを知らされました。
 デザインを職にしたいと大学受験の時に決めていたので、就職も設計職以外は考えられず、大阪でハルカスや佐川美術館等の建築の設計施工をした竹中工務店を志望しました。

四天王寺高等学校・中学校の一番の魅力は何だと思いますか?

 女子校である四天王寺では、一般社会が持つ性別の枠組みというものを持ちません。中高の6年間は自分を性別の既成概念の中に収めるのではなく、自分はひとりの”人間”であるという意識を持つことができていたと思います。
 そのような経験から大学入学以降も、自分の性別を理由に遠慮する必要はないと思っています。また四天王寺に通う生徒たちはみな、自己意識が強く、尊敬できる仲間ばかりでした。そのようなハイレベルな環境に身を置くことで自分も頑張れました。レベルの高い環境であるがゆえに、悩みも多かったですが、負けることをたくさん知れたので良かったです。

高校・中学生活で身に付いたことは?

 膨大な宿題と小テストで、とにかく勉強の基礎の体力を鍛えてもらえました。学問をおもしろいと思えるようにはある程度の練習や苦しみを味わわなければなりません。その訓練をしてもらったことで、学ぶことが楽しい!という気持ちを持つことができました。

受験生へのメッセージとアドバイス

 勉強を面白いと思うところから始めてみてください。私も中学生までは勉強を楽しいと思えませんでしたが、ある程度のラインを乗り越えると、どんどん理解がすすんだり、いろんな学びが結びつき、一気に日常生活で見えるものが変わったり、自分で新しいことを考えたい!と思えるようになります。
 失敗しても、学ぶことの楽しさを得られればそれだけで人生の貴重な財産になると思います。

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