高い学力と豊かな人間性、主体性を身につけた広い視野をもつ人物を志します。
最難関国公立大学文系・理系、海外大学進学
「S」はSTEAM教育の頭文字に由来しており、多彩な英語プログラムを展開し、語学力、読解力を磨き、数学を通じて論理的に物事を考え理解できる力を養成し、高レベルの授業を提供します。また、演劇教育を導入することで、協調性を学び、自分の言葉でしっかりと表現できる視野の広い人物を育てます。
6年間の全人教育を礎に社会の多様なリーダーを志します。
最難関国公立大学文系・理系進学
本コースは学習の土台をしっかりと築く指導スタイル。本校創立以来のノウハウを活かし「女子に合った指導」、すなわち「きちんと理解してから次のステップへ進む」指導を実践します。小テストを頻繁に行うことで知識を確実に定着させ、各種テストの「間違い直しノート」を通じて間違いから学ぶ姿勢を育成します。
強い使命感、高い倫理観を備えた医療者を志します。
医歯薬系進学
本コースは、単に医歯薬系大学・学部合格だけではなく、医療者を志す上での重要な基盤として、大学進学後も厳しく真摯に学び続ける能力を培うことを目標としています。6年間を通して高いレベルの「学びの質と量」を維持することで、強い使命感と高い倫理観を備えた医療者となるための志・知識・学力・教養の確立を目指します。
それぞれの資質・能力が最大限に発揮できる教育環境を整えます。
本コースは、世界を見据えたアスリートやアーティストを育てるコース。小学校で芽吹いた文化・スポーツ各分野で才能ある児童を、中学校時代にさらに「蕾」へと膨らませ、その後、四天王寺高等学校の「文化・スポーツコース」と連携して、将来それぞれの分野で「大輪の花」として開花させることを目的としています。
探究学習とは、自ら問いを立て、その解決に向けて教科の枠をこえて取り組む学習のこと。情報収集・整理、考察、プレゼンテーションを自ら主体的に行うことで、思考力、判断力、表現力を育みます。周囲の人と意見交換や協力しながら進めるなかで協働性も育まれます。
集団で1つの課題解決に取り組む学校行事には探究の側面が多数あります。他者と意見交換し、協力して目標を達成するプロセスで対話力が磨かれます。また、発表の場に立つことで自らの考えや感情を表現する機会を得ることができ、表現力が向上します。一人ひとりが持てる力を発揮して最後までやり遂げようとする姿が毎年見られます。
「暗唱大会」と銘打ちながら、試されるのはクリエイティブ力。中学1年では皆が知っている物語をスキット(寸劇)形式で発表し、中学2年では生徒が創作したオリジナル作品を英語劇として発表。発表内容はクラスによってさまざまで、各自の個性が際立ちます。
中学と高校1・2年では、ダンス授業の集大成として創作ダンス発表会を開催。チームに分かれてテーマ設定から選曲、振り付けまで、すべて生徒だけで考えます。
どうしたら相手に伝わる踊りになるのか活発に議論が行われ、本番に向けた練習にも熱が入ります。
中学の「総合的な学習の時間」では、各コースに分かれて、様々な探究のプログラムを展開しています。対話や表現など、各コースの目的に合わせて実践します。その一例をご紹介します。
探究授業およびSTEAM教育の一環として、海外で盛んに取り組まれている「演劇教育」を中学2年から行います。プロの講師の方に演劇や演劇的表現方法について教わります。1年間をかけて、グループごとにシナリオを考え、試行錯誤を繰り返しながら、1つの作品を作り上げ、舞台で発表します(中学3年生は英語劇を発表)。その際、大切なことは結果ではなく、過程にあります。生徒たちが、協力し合い、アイデアを出しながら作品を作り上げる過程が、演劇教育では非常に大切なのです。そして、演劇を通して、生徒たちは、コミュニケーション能力、表現力、集中力、協調性など社会で必要なものを身につけ、視野の広い人物に育っていくのです。
探究授業は、興味関心を引き出し、新たな知識やスキルを身につける貴重な機会。様々なテーマを扱った授業を実践し、生徒自らの力で学びを深め、問題解決に取り組むことを目指します。授業では、最新のニュース記事から少子化や国際紛争、地域活性化といったテーマを各自が設定。導き出した仮説についてグループ内で議論し、最後に発表を行います。対話力、思考力が鍛えられるとともに、他者へ意見をわかりやすく伝える表現力も向上します。
医療は生命や健康に直結する極めて重要な職業です。専門知識の習得はもちろん、医療人の基盤となる倫理観や使命感、豊かな人間性を育むため、生徒主体による様々な取り組みを行っています。コース生6学年全員が集まる「Spring Meeting」では、先輩から後輩に伝えたいことをテーマにグループワークを実施。同じ目標を目指す先輩方から進路選択に有益なアドバイスを得ると同時に、チーム活動を通してリーダーシップやフォロワーシップが鍛えられます。医療従事者としてだけでなく理系研究者として、主体的で対話的なesearcher-likeな人材の育成を目指します。